STUDENT INTERVIEW
スーパーゲームクリエーター専攻
Hさん
─ 好きな授業は何ですか?
ゲーム企画です。講師の先生が現在もゲームを作っている方だからこその業界からの視点で、厳しいけど具体的なアドバイスをもらえる授業なので、自分の力が伸ばせると思えるからです。
スーパーゲームクリエーター専攻
Hさん
─ 今目指しているお仕事、そのお仕事に興味を持ったきっかけ、魅力などを教えてください。
ゲームクリエーターを目指しています。元々ゲームが好きで、次は自分が"楽しい"を提供する側になりたいと思い目指すようになりました。
スーパーゲームクリエーター専攻
Iさん
─ 学校を選んだ理由は?
一番の理由は、学校の雰囲気です。先生と生徒が積極的に関わっている姿がとても印象に残り、学びやすい環境が整っていると感じたため、私はこの学校を選びました。
─ 所属している専攻を選んだ理由は?
私が所属しているのは、4年制の専攻なのですが、長い期間の中で他の専攻よりも広く、たくさんの事を学べるため、この専攻を選びました。また、この過程を修了すると、“高度専門士”という大学卒業と同等の資格をもらえることも、決め手の一つだったと思います。
─ 好きな授業 科目名 先生の名前 その理由は?
子安先生のゲーム制作が好きです。ひとつずつ初心者の自分にも分かるように分かりやすい授業をして頂けます。先生の画面を見ながら、自分の手元のパソコンで課題を進めるので、とても理解が深まっています。
─ 将来の夢・目標は?
小学生のころからゲームプログラマーになるのが夢でした。自分自身は理系というわけでもなく、一度諦めたこともありましたが、今は少しでもその夢に近づけるようにがんばっています。
─ 入学して大変だったことは?
私の専攻やプログラマー専攻には女子があまりいないので、友達をつくるのにはじめは少しだけ苦労しました。(笑)今はみんなと楽しくやっています。
─ 入学して楽しかったこと、嬉しかったことは?
授業が進むにつれて、少しずつ自分の中でスキルが身についていると感じたときはとても嬉しいです。モチベーションも向上します!
─ 将来同じ夢を目指す高校生にエールをお願いします
悔いの残らない選択をしてください。自分の本当にやりたいことに時間をかけてじっくり考えてくださいね。後々『やっぱりこうすればよかった。』と思うことのない選択をすることが、私には一番大切だと思います。応援しています!
COMPANY INTERVIEW
「好き」をもっと突き詰める
作品を分析し、自ら作る
その先に「プロ」がいます。
株式会社サイバーコネクトツー 代表取締役社長
松山 洋さん
ゲームソフト開発タイトル代表作『.hack』シリーズ、『NARUTO-ナルト- ナルティメット』シリーズ、『ドラゴンボールZ KAKAROT』著書『エンターテインメントという薬』、『熱狂する現場の作り方』、漫画原作『チェイサーゲーム』
多くの作品に触れ、そして掘り下げる。
それが「学び」につながっていきます。
「好き」を突き詰めたところに「プロ」がいます。ゲーム、アニメ、マンガ、映画…など、自分の好きな作品だけでなく、あらゆる作品に触れて、その作品を分析し、議論する。ヒットする作品はなぜヒットするのか、考えることに「学び」があるのです。もし、自分が好きになれない作品なら、自分ならどこを変えて面白くするのか、そのような視点を持ってゲームをプレイしてほしいと思います。
専門学校などで学ぶ技術は、大きな個人差は出ないと思っています。差ができるのは、どれだけ多くの作品にいかに触れて、分析し、考え、学んできたか。そして、多くのオリジナルの作品を作ってきたか。採用のポイントはそこにあります。一つの作品に注力して完成度を上げようとしても、学生の技術ではどうしても限界があります。それなら、誰よりも数多く作品を作り上げて経験を積んでほしい。
少なくとも話題となっている作品は、ゲームだけでなくマンガ、アニメ、映画などすべて観ておくべきです。授業や課題がどんなに忙しくても、本当に好きであれば時間はいくらでも作れます。その作品を観て、どこが良いのか悪いのか、掘り下げ、専門学校という同じ目的を持った仲間たちがいる場所で議論をしてほしい。その仲間たちと出会うことが、専門学校に通う大きな意義のひとつだと思います。学校で集まることが難しいなら、SNSで話し合うことも今の時代は可能です
現在のゲーム業界は、新型コロナウイルスの感染拡大により家庭でゲームを楽しむ人が増え、ニンテンドースイッチの売り切れが続出し、プレイステーション5(PS5)が発売されるなど、さらなるブームが沸き起ころうとしています。ただし、ゲーム業界は二極化しており、PS5に代表される100人規模のスタッフによるビッグプロジェクトもあれば、インディーゲームのような小規模のプロジェクトもあります。
サイバーコネクトツーではキャリアに関係なく、アイデアコンペを行っており、若手のアイデアであっても優秀なものは、どんどん製品化を目指していきます。学歴は一切関係ありません。ただし今の学生を見ていると、「ゲームが好き」と言っても、まだまだ足りない。プロを目指すのではあれば、もっとゲームやアニメ、マンガを楽しんで、もっと考えて、もっとたくさん作品を作ること。その先にいるのが、「プロ」なのです。